愛犬とのお別れ

12月、愛犬が16歳になってもう2か月・・・

時が経ち犬がほしいと言っていた子供ももう家を出て10年近くなった・・・

子供と犬とが同じくらいの時間をこの家で過ごしている・・・

そんなに長い間一緒にいてもう家族の一員である愛犬・・・

自分の親のことなど愛犬は知らないだろう・・・

家族は私達とおもっているのだろうか?

自分はどんな存在なのかわかっているのだろうか?

かけがえのない存在・・・・・・・・・・・

ずっと一緒にいてほしいけど私たちがいなくなったらその方が愛犬にとって悲しい事なのかもしれないと思う・・・

最近の夜になるとたまに出てくる咳・・・

かなり苦しそうで聞いているのも辛い・・・

心のどこかで楽にいられたらいいのにと思う気持ちもなくではない・・・

しかしそんなこと思う自分も情けない・・・

愛犬にどのような顔をして接すればいいのか・・・

だんだんと咳もひどくなってきた・・・

そして寒さもだんだんとこたえるようになってきた・・・

筋肉が無くなっていく愛犬・・・

寒くないように毛布をたくさん用意して段ボールで風をふさいでそれでも愛犬はそこでじっと耐えていた・・・