脳への脅迫感・・・

何をするにもしなければならないという考えしかない・・・
楽しむという事が全く感じられないまま、ただそれをせずにいると落ち着かなくなる・・・


だから新しい事はしたいとも思わない・・・
なぜそんな考えしかないのだろう?


昔からなのだけど、自分が楽しむという事はまったくなかった・・・
修学旅行も遠足もただ行かなければならないというだけ・・・


用意も自分でそして何もかも・・・
人から何を言われようと親が付いていかなければいけないものも私は一人きりで行っていた・・・


先生も始めは気を利かせてくれていたけど、そのうち何もしてくれなくなった・・・
当たり前の世界なのかもしれない・・・


私だけに気を配ってくれる人間なんて本来はそれは親なのだから・・・
親がいない子供には昔から周りは厳しかった・・・


それもいるのに何もしない親はもっと軽蔑されその子供も同じだと思われていたのだから・・・


家に帰れば家の事をしなくてはいけないのは姉ではなく私だけ・・・
姉の為に産んでやったと言われただ家の事や命令をきくだけのロボットのようないつほかされるかわからない私だった・・・


それを不思議とも思っていなかった・・・
周りにいる他人も同じように私を思っていたのだろう・・・


今だからわかる・・・・
私は自分の子供に何かあるとしっかりとした対応をするうるさい親と思われていたため先生たちも気を使っていたようだ・・・


PTAや子供会の役員もしそして学校の行事の協力もしちいさな授業などで使うようなものもそろえ子供が肩身の狭い思いをしなくてよいようにしてきた・・・


その為、ずにのってしまった子供が何をしていたかは不明なのだけど・・・
学校側も他の保護者もうるさい人間にはペコペコしていたのだ・・・


反対にほったらかしの子供にはむちゃくちゃな態度で接する先生たち・・・
その姿を見て自分の時もそうだったんだと子供を持って初めて知った・・・


先生にも馬鹿にされ親には奴隷のように扱われ大きくなってしまった私の今は何なんだろう・・・


潰れてしまった私は少しずつ自分の心の中が汚れていっているのがわかるようになってきた・・・


何にたいしても楽しむというよりしなければならないという感覚・・・
家族を守らなければならない・・・


それは家族の中の人間にも当てはまるのだ・・・
旦那が子供を何もしていないのに自分の感情だけで殴った瞬間私は旦那を突き飛ばした・・・


子供は守らなければならない、旦那からも・・・
そして上のその子供は成長し、家から出て遠くへ行ってしまった・・・


これでよかったのだろうか?
私の役目はおわったのだろう・・・

 

上の子どもは父親がそんな無駄なお金といって学費も出してもらえない上働くなと私に怒鳴っていたくらいで自分勝手な人間だったので中学が終わったら出ていけといっていたのを大学だけは援助できればとがんばった・・・

 

下の子どもは歯並びが悪かったので昔は保険が効かなかった・・・

だからその歯並びの矯正のお金を私がお小遣いでためていたお金を使い直すことにした・・・

 

それが私の生きがいだった・・・

それが事故と共に保険金でやっと済むことになって何とかなった・・・

 

私の事故は腰椎破裂骨折の脊髄損傷、仙骨骨折で旦那は下半身麻痺と医者から聴いて喜んでいた・・・


子供の後は自分たちでしっかり生きていってほしい・・・

それまで生きていられればいいと・・・